大喜利三昧

もうちょっと大喜利を楽しむブログ。

「N」や他や

大喜利から離れていました。

具体的には空いた時間にはドミニオンボードゲーム)をネットのお知り合いとやったりしていました。村強いね。村。

 

大喜利関連のことといえば、ゴハさん主催の「N」という大喜利オフの動画を見ました。ルールはこちらです(引用に任せていくスタイル)。

 

1.参加者が自らのタイプを選択し、事前に決めていただきます。タイプは以下の3つになります。

 ・「パワー」…10分間の中で5回までしか回答できない代わり、1回答あたりの配点が高い。

 ・「スピード」…回答制限が無く、いくらでも答えていただけますが、1回答あたりの配点が低い。

 ・「バランス」…一般的なペース(10分間で12回答まで)で回答でき、1回答あたりの配点も中間的。

 

2.各回答者の机には5枚の普通のフリップと1枚の透明なフリップがあり、それらを自由に組み合わせて回答していただけます。とはいえ、普通に回答して頂いても全く問題ありません。

 

3.また、机には、用意されている全てのお題の中から、各お題の「主な要素」が書かれたカードが積まれており、その中から各自1枚を選択していただきます(それぞれの選んだ1枚=計2枚のお題で勝負していただくことになります)。

http://twipla.jp/events/102972

 

大喜利ismという企画案をツイートした気がするのですが、それと似ている感じですね。

 

各人にスタイルというものがどの程度自覚的にあるかは分かりませんが、動画を見ている限りでは点数集計の時に少し意識されるくらいでしょうか。スタイルがあることによって(完全にプレイヤーに自由にならない要素のみでゲームを構成しないことによって)、勝敗の理不尽さと言うか、理不尽さを覚える程度が軽減されるような気がします。

 

特徴的なのは上記2だと思うのですが、ただ単に5枚のフリップだけでなく1枚の透明なフリップを用意したところがミソだと思います。

ここからはまあ邪推ですが、ゴハさんは大喜利以外のものを大喜利として(大喜利のパッケージで)見せたいんじゃないかなあと思ったりしています。やっぱり最近の大喜利と言えばフリップのイメージが強いので、そのフリップの範囲を通常より少し広げて、フリップに納まりきれないことをやりたい人のニーズに答えようとしているのではないかと更に邪推します。

 

逆にそこまではチャレンジできずにフリップに納まっていた人も、それが5枚あって透明が1枚あればちょっと使ってみようかなという気になりますよね。

見てる側としてもフリップは使っているので野放し状態ではない。ここまでならやってもいいよとちゃんと言われると自由になるのが日本人ですからね。

 

僕は普通の人が如何にチャレンジ出来るかっていうのに注目しているので、なおさらすごく良いと思います。ここまで良いよっていう線を用意するのは大事なことですよね。チャレンジする側にとってもしない側にとっても。

 

例えは悪いですが動物園のつまんない展示が活動展示になったよ!のような感じを受けますね(これは本当に最悪なたとえなので、これをやっている人が動物だとかそういう意図は一切ありません。マジで)。

 

個人的には木曜屋さんが5枚使って何かしようとしているのをきんしたまごさんが怪訝そうに見るところが微笑ましくて良かったです。まあ動画を見た方が速いと思うので、動画を見ましょう。

 

あとこの会場動画にしたとき見やすいですね。

第2回もあるようです。

「N」第1回ロケテスト ベストマッチ② きんしたまご vs. 木曜屋 - YouTube